明治緋色綺譚(3) (BE LOVE KC)

著者 :
  • 講談社 (2012年4月13日発売)
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本棚登録 : 501
感想 : 28
5

表紙の彼は誰?って思ったら、鈴子の家の元使用人の佐之次でした。偶然鈴子と再会して、仲良くしているところを見て、津軽がヤキモチ?ってくらいに思っていたら、なんとも嫌な展開に。

津軽のパパの店の商品が横流しされ、代替品で佐之次が仕入れてきた商品は粗悪品で、佐之次は逃亡。津軽パパが鈴子を見る目は冷めたままです。ほんと、河内が口を滑らしたのがいけないです。

佐之次に裏切られたと思って泣いている鈴子の表情や、そんな鈴子を抱きしめている津軽の表情がほんと切なかったです。

佐之次はほんとは鈴子のことを好きで、黒幕に命令されて仕方なくやったみたいですけど、最後に出て来た人って、きっと鈴子の兄でしょうね。鈴子と鈴子の姉を遊郭に売り飛ばした上で、手元に戻そうと考えてたみたいですけど、性格的に難ありな感じがしました。
これからも変に絡んできそうで、嫌な感じです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: Be・Loveコミックス
感想投稿日 : 2012年9月2日
読了日 : 2012年9月2日
本棚登録日 : 2012年9月2日

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