求婚されたガーディアン・プリンセス (コバルト文庫 か 8-49)

著者 :
  • 集英社 (2008年4月1日発売)
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感想 : 6
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3巻目。
最初はヴィヴィアンとバロンの甘い日々ですが、一向にヴィヴィアンは、バロンの正体に気付いていません。

駆け落ちするために、一旦侯爵家に戻ったヴィヴィアン。そこで父ヘンリーが亡くなったという報を受け、皇太子殿下の舞踏会に参加することになっちゃいました。

ヴィヴィアンは、全く愛していないギーズ伯爵との結婚発表を阻止することができず、ジェラルドはどうするのかと思ったら、ギーズ伯爵が醜聞をでっち上げたことを暴露し、自分は、ヴィヴィアンを騙した形ですが、結婚を承諾。

ジェラルドにとっては、ヴィヴィアンが愛しているのはもう一人の自分であるバロンであるという、ちょっと切ない状況ですが、取りあえず、ヴィヴィアンを自分以外の男に奪われるのを阻止した状態です。よかった。

でも、お互いに愛人を持ってもいいって・・・、そんなんじゃ、ヴィヴィアンにまた愛想つかされちゃいますよ、ジェラルドってば。

最後に、なんかヘンリーも生きてるようになってるみたいですし、彼が出てきたら、また話が面白くなりそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: コバルト文庫
感想投稿日 : 2011年11月30日
読了日 : 2011年11月30日
本棚登録日 : 2011年11月30日

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