横柄巫女と宰相陛下 金色の悲喜劇 (小学館ルルル文庫 あ 2-4)

著者 :
  • 小学館 (2009年12月1日発売)
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感想 : 6
3

4巻目は、とうとう、リリィ様一族が出てきます。
リリィ様一族の方々は、みなさま、豪華な髪型とフリルいっぱいの衣装、濃ゆい性格で、リリィ様が目立ちません(^^ゞ

舞姫となるリリィ様と、自分こそは舞姫と思ってたところを横からかっさらわれて、リリィ様を心よく思わない従姉妹アリス。巻き毛派とストレート派などとくだらないことで争ってますが、そのアリスとリリィ様の兄、キデアの浅はかな企みによって、ノトがリリィ様と一緒にさらわれてしまいます。

さらわれたノトを思っているところを、ミルンから指摘されて、ようやくカノンが自分の気持ちを自覚したようですが・・・あれ、今まで抱きしめてたりしてたのは自覚なしだったってこと???
カノンって、天然過ぎません?

でも恋心を自覚したあとは、また冷静なカノンに。
「聖剣の巫女」と「国王」は一対だけど、聖獣のものである巫女は結婚できないし、巫女がいなくなると、王も失脚するとなると、なかなか次には進めません。
うーん、これは悩みどころですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ルルル文庫
感想投稿日 : 2011年1月8日
読了日 : 2010年9月1日
本棚登録日 : 2010年9月1日

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