はなかおる-淵国五皇子伝- (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社 (2011年6月18日発売)
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感想 : 11
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表紙に皇子が3人になって、あれ?郷の巻なのか繁の巻なのかって思っていたら、郷の巻のような感じです。カナンの八方美人っぷりがどんどん他の皇子にも伝染してしまって、5人の皇子の中でカナンに興味がないのは繁と啓だけになっちゃいました。

勝手にカナンを妻にしちゃって、夢の中で逢い引きしちゃったら、カナンも困っちゃいますよね。善に突撃していい感じになるのかと思ったら、晃の二撃で善撃沈。それでもカナンと同じ夢にいたのに、その夢の中では郷とカナンが夫婦って・・・。それを知った善は驚いたろうなぁ。

郷の姉のターチェが全裸でウロウロにも驚きましたけど、夜の生活がおしべとめしべだけじゃなく、花粉とか・・・。オブラートに包んでるのか包んでいないのか、ちょっと笑っちゃいました。

郷の呪いが解けましたけど、郷が人間になりそうで、そうなるとなかなか常識が通じなさそうで、善が苦労しそうです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一迅社文庫アイリス
感想投稿日 : 2013年4月30日
読了日 : 2013年4月30日
本棚登録日 : 2013年4月30日

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