前作「神泉の巫女姫」のスピンオフということですが、主人公たちも違っていて、途中で巫女姫様たちが出てくるまで、それに気付きませんでした。
幸運を呼ぶ綺羅姫と言われながらも周りにトラブルを起こしてしまう耀姫が、いいかげんな託宣で漣捷国の国王に嫁ぐことになり、でも国王の訪れはなく代わりに教育係とする李安と・・・って感じですが、耀姫のわらわ口調もかわいく、皇女様なのに結構はっちゃけてて、読んでいて楽しかったです。
李安も耀姫の無知からくる誘惑に負け、耀姫を抱いてしまったあとは耀姫の前から去ったのに、国王が耀姫の元に訪れると知ると、つい見張ってしまったり、なんかかわいいです。
あと最近すがはらりゅうさんのイラストの感じが変わったように思いますが、今回もいい風に変わってて、耀姫の見た目儚い感じとか、李安のきれいさがお話に合ってたと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ジュリエット文庫
- 感想投稿日 : 2013年4月15日
- 読了日 : 2013年4月15日
- 本棚登録日 : 2013年2月7日
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