空色勾玉 (徳間文庫)

著者 :
  • 徳間書店 (2010年6月4日発売)
4.00
  • (364)
  • (364)
  • (274)
  • (40)
  • (4)
本棚登録 : 4167
感想 : 349

王道和風ファンタジー。これでもか、と言わんばかりのてんこ盛り状態。敵味方が入れ替わったり、仲間の死であったり、甦りもあり、魔法とは言わないが神の力があり、当然恋の話もあり。あらゆる要素が詰まっています。さすが日本の女性ファンタジー作家三羽鴉のお一人。

元々気にはなっていたのですが、読書メーター仲間さんのおすすめもあり、やっと読めました。確かに人に薦めたくなる1冊です。

RDGが比較的ゆっくりと進んでいるのに対して、こちらは次から次へとイベント発生で、一気にラストまで駆け抜ける感じ。

三部作ということで、1冊目では完結しないと思っていたら、一応完結していますよね、これ。第二部はどんなつながり方をしているのかな?
いきなり狭也が切られてビックリ。そこから先は稚羽矢の活躍や狭也の想い、鎮めの説得にうるうる涙目で最後。感動のまとめでした。

強いて言えば、イザナギ・イザナミのネタ話があるせいか、ちょっと心に残りにくいところはあったかな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年12月22日
読了日 : 2012年12月22日
本棚登録日 : 2012年12月22日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする