王道和風ファンタジー。これでもか、と言わんばかりのてんこ盛り状態。敵味方が入れ替わったり、仲間の死であったり、甦りもあり、魔法とは言わないが神の力があり、当然恋の話もあり。あらゆる要素が詰まっています。さすが日本の女性ファンタジー作家三羽鴉のお一人。
元々気にはなっていたのですが、読書メーター仲間さんのおすすめもあり、やっと読めました。確かに人に薦めたくなる1冊です。
RDGが比較的ゆっくりと進んでいるのに対して、こちらは次から次へとイベント発生で、一気にラストまで駆け抜ける感じ。
三部作ということで、1冊目では完結しないと思っていたら、一応完結していますよね、これ。第二部はどんなつながり方をしているのかな?
いきなり狭也が切られてビックリ。そこから先は稚羽矢の活躍や狭也の想い、鎮めの説得にうるうる涙目で最後。感動のまとめでした。
強いて言えば、イザナギ・イザナミのネタ話があるせいか、ちょっと心に残りにくいところはあったかな。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年12月22日
- 読了日 : 2012年12月22日
- 本棚登録日 : 2012年12月22日
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