ブルーオーシャン等、経済の本をまとめたような感じの本。
差別化を図るためには、中途半端にとどまるのではなく、極端で魅力的な製品を出せという話を、手軽と上質というキーワードで置き換えた本。
もっとも、よく書けているなと思ったのは、雛とタマゴ問題があったときに、時間がかかりすぎると、新たな製品による他の製品にとって変わられるという話。
これは、注意が必要かな。
ちなみにこの本の本質は、ユナイテッド航空のイールド・マネジメントシステムによって手軽さと上質の両取りができた事実があり、それによってこの本の根本的な主張を論破してしまった事だろう。
ルールを変えること、これが経済でかつ特効薬だろう
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年12月10日
- 読了日 : 2011年12月12日
- 本棚登録日 : 2011年12月10日
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