犬ほど素敵な商売はない (SHYノベルス164)

著者 :
  • 大洋図書 (2006年6月26日発売)
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感想 : 88
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今度加筆修正されて文庫化されるとのことでこちらを本棚から引っ張り出して復習?予習?で久しぶりに読んでみました。
ペットラバーズシリーズはみんな面白く毛色が違っててさすが榎田先生と思った記憶はあったのですが、やはり何年経ってもいいですね。きゅんとして読み終えてもずっと頭から離れません。ますます新しく発売される文庫が楽しみになりました。
倖生の母親については何一ついいこと書いてなくてほんとにろくでもない女なんだけどそういう生き方しかできない人で、この名前をつけたということは幸せを願っていた、母親なりには愛していたのかも…孤独でからっぽだった倖生、幸せ見つかってよかったと涙出そうになりました。(久しぶりに読み返して息子が倖生と同じ年頃になってたせいか、つい母目線に…)
次の獅子も読みたくなっちゃいましたが、交渉人の榎田尤利先生の100冊記念特別版にその後の轡田と倖生も出てきたはずと思い出してまた本棚探して読みました。ここでは倖生は30だけど、文庫ではさらにその後の加筆はあるのかな?永遠の昨日ほどの大幅な改稿はないとおっしゃってたのでないかもしませんが楽しみなことには変わりません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 榎田ユウリ/榎田尤利
感想投稿日 : 2022年5月13日
読了日 : -
本棚登録日 : 2021年10月16日

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