あの男はたしかに冷たい、しかしお金のヤリトリしてる時点で愛人確定なのに女の態度が一途というか重すぎる。この映画の時代はたぶん女性ひとりが衣食住に満足するほど稼ぐのは容易ではなかっただろうし、ああいった冷たい態度をとられるからなおさらウザイほどすがってしまうのだろうな、と理解はできるけど。陽気でドライな女と紳士(都築)とのヤリトリは好きです。
資本主義で都会的な東京で社長として成功した男は、下町的で人情味溢れる京都(という点に時代を感じますが、京都って今もそんなかんじなの??)へ、最終的にはスノッブな妻と冷たい息子を東京に置いて移り住む。経済成長が下り坂な今現在では、世の中のムードもそんな選択を支持されそうだけど、そんな人情味溢れる(もしくはパラダイス的な)下町が、あればソレもいいかもね。
読書状況:読み終わった
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DVD
- 感想投稿日 : 2011年2月12日
- 読了日 : 2011年2月12日
- 本棚登録日 : 2011年2月12日
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