外国の陰謀と九校戦をまとめてプロットを組んだらボリュームが膨らみすぎたので九校戦は大胆にオミットしてパラサイドールを廻る様々な陰謀だけに焦点をあてたらなんだか味気ない一冊になりましたとさ、な巻だった。
九校戦まで描いていたらまた上中下の3冊構成とかになってただろうし、一度やった九校戦をもう一度やっても盛り上がらない、という判断はわからないでもない。
が、九校戦をやらないと、各キャラクターの活躍が見えてこないのも事実なんだよね。
七草の双子にしても、黒羽姉弟にしても、一条や吉祥寺にしたって、これらのキャラを光らせるには九校戦が必要だったわけで。
「まて外伝!(九校戦はそっちで書くよ)」とか言っちゃってるけど、じゃあパラサイドールの13巻は面白かったのか?と聞かれると、退屈でした。(´・ω・`)
せっかく個性的なキャラクターがたくさんいるんだから、しっかり活躍させて、それぞれと主人公をきっちり絡めて欲しいなぁ。
ああ、ハーレムから脱落したエリカ(レオ)、美月(幹彦)、紗耶香(桐原)、英美(十三束)、千秋(十三束)、茜(吉祥寺)あたりはもう出てこなくていいですよ?(^ω^)
はじめっから恋人関係の五十里と千代田は許可。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ライトノベル
- 感想投稿日 : 2014年5月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2014年5月5日
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