同じ頃、大学生だった私も間際の馬生を九段会館で聞いた。丁度、中入りの時に楽屋入りする馬生に出くわした。前傾してヨロヨロ歩く姿になんとなく不吉な影を見たような気がした。高座での話っぷりではその違和感は無かったが暫らくして訃報を聞いた時、矢張りと思った事を思い出す。芸風が全く異なる談志への弟子入りはタイミングという他、ない。
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- 感想投稿日 : 2012年1月12日
- 読了日 : 2011年12月22日
- 本棚登録日 : 2011年12月22日
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