事情があって、両親と暮らさず、学校にもあまり行っていない雪下希。そんな希を面倒見てくれ、自身も勤めるバーでアルバイトをすることを勧めてくれたのはおじだった。
その店は通常のバーとライブバーを兼ねていて、希はそこで時々サックスを演奏している高遠のしっとりした演奏とその絶妙な表情に密かにファンになる。
ところがある日の帰り道、高遠が女性と歩いているところを見てしまう。
その時の高遠は店とはまったく違う表情をしていて、希は思わぬ欲望を引き出される。
それ以来、希はなんとか高遠と距離をおきたいと考えていたが、それも保護者二人の出張etcでうまくいかない。
おまけに自宅にいたずらを仕掛けられるようになって……という話でした。
続きがまだあるようなので、穏やかに見ていますが、この二人の愛にはなぜ? と思うようなことが入っています。
最後は希の過去に関わることが背景だったことがわかって、何とか守ってもらって、高遠の本心も聞けて、ハッピーエンド。
まだまだ、希の保護者二人の関係とか、気になることはたくさんありますが、そんなに分厚くもなく、さらっと読めるかと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(BL)
- 感想投稿日 : 2018年10月9日
- 読了日 : 2018年10月9日
- 本棚登録日 : 2018年10月9日
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