憂愁の妃将軍 (C・NovelsFantasia か 1-10 デルフィニア戦記 10)

著者 :
  • 中央公論新社 (1996年7月25日発売)
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 グラハム卿らに反旗を翻されたデルフィニア。
 そして、国王は囚われの身となり、タンガ、パラストの両国から一気に攻め立てられる。
 そして、和睦を求められるが、それには少し不可解な点もあり……

 一方、単身、王を救いに行く、と陣を飛び出たリィはウィルを探すけれど、偽の情報に振り回される。
 あちこちを回り、ようやくウィルのいるところに辿りついたけれど、既に処刑直前で、まさにウィルはまさに獅子に食われようとしてたところだった。

 そこを何とか救い出し、無事に勝利を収めたデルフィニアだったが、戻ってきてからリィの様子がおかしい……

 という話でした。
 リィのバックグラウンドが見え隠れしてきて。
 これはいよいよ本気で、この本はラブロマンスじゃなかったんだ、と思いました。
 個人的には、リィとウィルの組み合わせ、本当に好きなんだけどなあ……と思ったんですが、こればっかりはしょうがない。
 リィには戻ってほしくないと思っていますが、仕方がないですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2018年2月7日
読了日 : 2018年2月7日
本棚登録日 : 2018年2月7日

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