構成も練られているし、よくできた小説です。
でも、個人的にはあまりはまらなかった。色んな要素積み込み過ぎて脇役達がモブキャラみたいになってて、終盤の大事な場面でも緊張感が無かった。ゴチャゴチャ色んなキャラが出て来て、パニック小説みたくなってた。
焦点を合わせている場所がところどころずれていて、そこにページ数を割かなくてもいいじゃないかと言う場面で何ページと会話があったり、重要な伏線が淡白に描かれていて、うーんとちょっと首を捻ってしまった。
けれど、パズル的には上手くはまるところにはまるので、そういうのが好きな方は楽しめるでしょう。
読書状況:読み終わった
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読了本
- 感想投稿日 : 2011年11月2日
- 読了日 : 2011年10月29日
- 本棚登録日 : 2011年10月29日
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