古き良き伝統の物事だと思っていることが、実は100年に満たない程度の歴史だったり、あるいは、やはり1000年以上の歴史を持つものだったり。
そんなことがサラリと理解できる一冊です。
著者によって、ひとつひとつの対象が丁寧に取材されているからこそ、サラリと読めるのでしょうね。
「医食同源」が、来年(2022年)にようやく50年を迎える程度の歴史であることには驚きました。(p.265)
この本で登場する伝統と称されるものの長さが一目でわかる巻末の「伝統の長さ棒グラフ」が面白いですね。
付箋は15枚付きました。
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- 感想投稿日 : 2021年8月1日
- 読了日 : 2021年8月1日
- 本棚登録日 : 2021年7月10日
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