立場茶屋おりきシリーズ第12弾。おりき周辺の人々に次々と不幸や試練が襲いかかる。毎度毎度よくもこんな不幸な事が続くものだと、おりきに同情してしまいます。不幸に対して立ち向かい乗り越えていく人々を描こうとしているのでしょうが、これだけ続くとそれぞれのエピソードの印象が重なりがちで淡泊な語り口と会話だけで顛末を語るのもあってあまり心に残りにくい。キャラの多さもそれぞれの存在感が希薄になりがちで混乱します。また子供キャラが増えたし。言葉の使い方も相変わらずですが、子供の名前にも引っかかります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代歴史小説
- 感想投稿日 : 2013年9月15日
- 読了日 : 2013年9月9日
- 本棚登録日 : 2013年9月15日
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