妻のトリセツ (講談社+α新書)

著者 :
制作 : 黒川伊保子 
  • 講談社 (2018年10月20日発売)
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本棚登録 : 3804
感想 : 491
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本当は「夫のトリセツ」を探していたのだが棚になくてこちらを手に取る。

私は妻側なので、読みながらそうそう!と笑ってしまうところばかり。
特に「心と裏腹な妻の言葉」の翻訳。
「勝手にすれば」
 →勝手になんてしたら許さないよ。私の言うことをちゃんと聞いて。
  「好きにすれば」は同義語。
「自分でやるからいい」
 →察してやってよ。察する気がないのは愛がないってことだよね。
「なんでもない」
 →私、怒ってるんですけど?私、泣いているんですけど?放っておく気なの?
「みんな私が悪いんだよね」
 →えっ?それって私が悪いの?私のせいなの?あなたのせいでしょ。

我が家は夫の方が細やかで女性的思考、私はがさつで他人より自分大事なので男性的思考だよねと話したことがあるけど、妻のトリセツに納得してしまうということは、私もやはり女なのかも!!
まぁ、共感力はちと弱いけど。

このトリセツは妻に限らず女性の同僚にもあてはまりそう。
相手の会話に解決策を出さず、共感を大事にして、より円滑に仕事ができるようにしてみよう。

それと男性上司への対応。
女性がプロセス重視なら男性は結果重視。
いくら私達女性が厳しい期日設定のなかで休憩返上で必死に仕事を仕上げても、
間に合ったという結果だけ見れば、何だかんだ言ってもできる→大変じゃない。むしろ簡単だろう→仕事が軽んじられる→増員されない、期日はいつも厳しいまま。
毎度私達女性の優秀さに助けられている上司よ!
このままにはしないぞー!
ということで、引き続き夫のトリセツを読もうと思う。

そしてこの本は夫に渡します!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年5月1日
読了日 : 2022年5月1日
本棚登録日 : 2022年4月30日

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