気くばりがうまい人のものの言い方: だから、心に残る。また会いたくなる。 (王様文庫 B 22-4)

著者 :
  • 三笠書房 (2019年10月30日発売)
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感想 : 41
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読みながら、思ったこと。
めんどくさい。

こうまで気を配って言葉を選ぶなら、もう自分じゃないような気がする。
本当に気を許せる数人の友達と家族にだけ飾らない言葉で話して、あとは頭にプログラム入れて、自分の言葉に一番近い、「適切な」言葉を発するでいいや。
これは私が気配りが下手で、コミュニケーション苦手だという証拠だろうね。

発する言葉に本心を隠して、しかも相手が気づくかもわからないのに、相手の言葉も裏を読んで、なーんてやってると疲れない?!

同僚が具合悪そうだったら、「顔色悪いけど大丈夫?」って聞くくらいなんの問題もないと思うけど。そこを「忙しそうですね」なんて言い換えたら、伝えたいことが違ってくるでしょう。何が悪いのかわからない。
相手の言い分は、こっちは毎日遅くまで働いて忙しいんだ!らしいけど、顔色悪いと言われて憤慨されるなんて。知らんがな!自分の忙しさを相手が知っている前提で振る舞うなんて、それこそ気配りが足りないでしょ。

私は思っていることと口から出ている言葉が真逆になって、なんでこんなこと言ってるんだろう?後で自分が苦しいのに、と思うことがたまにある。
自分の思うことと世間に発するべきことが解離して、どっちが本心なのかわからなくなったりもする。
仕事や子供の父母関係は慎重さが求められるのである程度は仕方ないけど。

こういうの、まわりくどい言い方をしないと言われる英語圏の人はどう思うんだろう?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年9月7日
読了日 : 2022年9月7日
本棚登録日 : 2022年9月1日

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