「以前、ある先輩の研究者と飲みながら話したことがあって、僕はそのとき「やっぱり延暦寺の文書が残っていたら、ずいぶん歴史像が変わったんじゃないか」と言ったんです。そうしたら、向こうは「そんなことを言うようじゃダメだ。今までの歴史学は、残っていない史料の中身まで想定して歴史像を描いてきたんだから、そいう先人たちの営みを信じなきゃいけない」と言われて」(p.176)
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- 感想投稿日 : 2018年10月25日
- 読了日 : 2017年5月6日
- 本棚登録日 : 2018年10月25日
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