正直微妙だなぁ。
新鮮味がなかったし中途半端。
表題作は良かったけれど残りの二編が無理やりっぽい感じもするし、やや出来も良くない。
もちろん繊細な感情表現の巧さや、女性でしか分からないような表現、例えばトイレの場面などはさすがだなと唸るほど。
でもちょっと主人公の美知代ちゃんを追い詰めすぎじゃない?ここまでするかなぁ。
スクールカースト(この言葉嫌いだけど)について書く作家さんはたくさんいるけれど、もっとリアリティがあるような・・・。
ちょっと今回は狙ってる感が強すぎるか。
読んでて冷めちゃって感情移入まで行かず。
ちょっと大人の女性を書くのは早かったのかも。
いや多分もっと評価すべきだとは思います。
でもなんせ期待度が高いので評価が辛くなってしまうのは致し方ない。
若くして傑作を出しちゃうと後が大変ですね。
と言いつつ、桐島を読んでない私。
桐島もスクールカーストの話しらしいので読んでみないと。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
朝井リョウ
- 感想投稿日 : 2014年5月2日
- 読了日 : 2014年4月30日
- 本棚登録日 : 2014年5月2日
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コメント 1件
九月猫さんのコメント
2014/05/02