窓ぎわのトットちゃん (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1984年4月15日発売)
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本棚登録 : 1859
感想 : 251
5

黒柳徹子さんが幼少期過ごされた、トモエ学園における輝かしい日々。

現代の様々な息苦しい環境に比べ、この本の子ども達は本当に伸びやかに、健やかに過ごされているのが伝わってきます。

子どもの特性、個性を伸ばすという教育方針には非常に感銘を受けました。
これを実行する為には、子ども一人一人としっかり向き合い、そして互いに認め合うことが何より重要だと感じました。

子どもの心を掴み、そして導き、いつの間にか成長させていく、そんな小林先生のような素晴らしい人間がいたこと。
そして、その教育によって多くの素晴らしい人間が誕生したこと。
これは、教育者のみならず、全ての大人が知っておくべきことではないかと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年11月22日
読了日 : 2021年11月22日
本棚登録日 : 2021年11月22日

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