山田風太郎「明治もの」第2弾。
今回の主人公は、辻馬車の馭者で元会津藩士、干潟干兵衛とその孫娘お雛。自由民権運動の中、事件に巻き込まれてゆく展開。危機が訪れると干兵衛の死んだ息子が幽霊として登場するという、ちょっと変わった設定となっている。前編では「明治もの」ならではの実在の人物と架空の人物が入り混じった活劇だが、後編では前編で提示された謎が解決するはず。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代小説(明治時代)
- 感想投稿日 : 2021年5月29日
- 読了日 : 2021年5月29日
- 本棚登録日 : 2014年9月23日
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