「インパクト=印象力×説得力×影響力」とし、他の本で言う「メッセージ」をより相手に伝わるようにするというところをキモとしている。
図のわかりやすさというよりはそこに至る背景やコンテキストに重点を置いているところが特徴である。例えば、感動を与える/納得させる/記憶に残すで相手に影響を与えるためにはどのようなストーリーがいるかなど役者の演技というよりは舞台全体をどのように作っていくかというかなり前段のところからの話になっている。
外資系コンサルタントということは数あるコンペで戦っているのだろうが、地頭が同じぐらいだとして、最後に勝ち負けを決めるのはプレゼンの見た目ということも十分ありえる。神は細部に宿る的な詳細な内容とそれを一気に読ませる力はさすがである。あっぱれ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月8日
- 読了日 : 2020年7月5日
- 本棚登録日 : 2019年9月8日
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