霊の発見

  • 平凡社 (2006年9月26日発売)
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感想 : 12
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【目的】:霊はどのように受け止められているか。<BR>
・あらゆる自然に宿る魂。アニミズム。自然や土地・意識のエネルギー。<BR>
・終末意識が、無意識の底にあるエネルギー・情報に向かう。<BR>
・石笛はアッパー、法螺貝はダウナー。霊的身体感覚。音霊。マントラ、念仏。呪術。<BR>
・修験は内的な悟りでなく、外的な超能力、霊能力、霊験を求める。<BR>
・自然への畏怖、それに反することへの祟り、怨霊。異世界の感覚。<BR>
・生きる勇気や、それを継いでいく実感のためのシルシ。見えない世界観の表象。あの世もそうしたもの。<BR>
・怖れに対する「かしこみ」「つつしみ」としての神道。<BR>
・畏怖と魅惑。<BR>
・人間はほんらい、目に見えない価値を信じ、実感・体験する。<BR>
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#大自然の中の小さな限りある存在としての意識、自然への畏怖が、霊の世界を支えている印象を持った。<BR>
#具体的な表象の力よりも、無意識の底の無限のエネルギーをこそ信頼したいと感じた。<BR>
7-4<BR>

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 精神世界
感想投稿日 : 2007年12月16日
読了日 : 2007年12月16日
本棚登録日 : 2007年12月16日

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