トップエリートを日本人のできる層がおさえ、優秀な外国人労働者を中間層に置き、できない下層の日本人については自己責任を徹底させる。しかし、教育がその気にならなければ、トップエリートは育てられない、そのためには、言いなりになる教員を作っていかねばならない。
「政治が、教育を支配しないとできない」
その際に、
トップエリートと下層の日本人がばらけないような国家イデオロギーの核となるものがいる。それが、日の丸君が代の担っている役割ではないか。
難波裁判 を支えた特徴のひとつは、'裁判官の言葉'として歴史認識を語っている点。
「日の丸 君が代」の果たしてきた役割について、明治から第二次世界大戦終了まで、「皇国史観や軍国主義思想の精神的支柱として」使われてきたのは「否定しがたい歴史的事実」である。そこから、「日の丸君が代」は、国旗国歌法制
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カテゴリ:
岩波新書
- 感想投稿日 : 2012年5月19日
- 読了日 : 2012年12月3日
- 本棚登録日 : 1970年1月1日
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