補佐役の生涯はとても興味深い。秀長亡き後、秀吉の変貌ぶりをみると、いかに補佐役が大切か、あらためて思う。
まったく目立たない、人が嫌がる仕事ばかりを黙ってやる。かと言って、人を妬んだりをしない。自分のやるべきことをしっかりと守る。華やかしい実績を残す人や企業の裏には必ずこんな人が存在する。
本書は秀長以外に秀吉、信長などの生き様もよく描かれており、とても長い小説だが、歴史に興味がある私は十分に満足できる内容である。
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- 感想投稿日 : 2022年1月27日
- 読了日 : 2021年12月26日
- 本棚登録日 : 2021年12月26日
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