菅首相が実務に長けた平民宰相だからこそだろうが、淡々とした事実が綴られる政治闘争劇に行間からも何とも言えない血生臭さが余計に漂ってくる。こういう綱引きの上に長年身を置いていると人格も変容し、裸の王様になり、我々の日常とどんどん乖離した特殊な人種になっていくんだなあ。タイトルは誇張し過ぎで、菅官房長官を軸にして第二次以降の安倍政権を綴った政争劇レベル。別に菅さんという人物をそんなに深堀りはしていない。
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カテゴリ:
政治・思想
- 感想投稿日 : 2021年2月11日
- 読了日 : 2021年2月11日
- 本棚登録日 : 2021年2月6日
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