著者のシリーズ作品は、珍しく回を重ねる度に良くなっていくようです。素晴らしい作品でした。全く違和感のないプロット、的確な会話、流れ、読み応え十分です。目撃者3人の目撃談を崩していく箇所など興奮します。といってラストが甘くないのも良い。まさに人生の機微と偶然性を余すところなく描いています。浮浪者の建築家のそれからも気になりました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2018年6月16日
- 読了日 : 2018年6月14日
- 本棚登録日 : 2018年6月16日
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