遅まきながら大好きな吉川英梨さんのデビュー作を拝読。部分部分にその後の活躍の片鱗が見えるが、書きたいことが山のようにあって整理できていない状態で書きなぐったような小説。力はあるが稚拙な印象でした。まあその後にハラマキや53教場や「十三階の女」のような傑作を生みだしたのですから、この作品で世に出たのは意味のあることだったということですね。これからも期待しております。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2019年2月9日
- 読了日 : 2019年2月8日
- 本棚登録日 : 2019年2月3日
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