事実誤認とまでは言わないが、宣戦布告の遅延の原因を現地大使館員の怠慢としたり(宣戦布告の電信がその形態を取っていなかったため、現地大使館員に最後通牒/宣戦布告という認識が無かったとされる←「歴史問題の正解」、「戦争まで」、「昭和史講義」)、石油産出国ではないドイツでは人造石油を生産したのに、なぜ石炭産出国の日本では出来なかったか(理論的には可能でも基礎研究の差で現実的な生産には至らなかった←「石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」」、「石油と日本」)など、一般論の域を出ない論理展開が多かった。
読書状況:読み終わった
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2017年に読んだ本
- 感想投稿日 : 2018年1月14日
- 読了日 : 2017年3月30日
- 本棚登録日 : 2018年1月14日
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