ジョーゼフ・キャンベルの「線の顔をもつ英雄」などに依拠しながら、神話的な構造がいかにして映画に取りこまれているのかを分析した本。著者はハリウッドで脚本分析などをおこなってきた人。
スターウォーズが神話的要素を持つとはよく言われてきたことだけど、そのほかにもオズの魔法使いを始めいろいろな映画がここでは取り上げられている。
映画や脚本、物語を書こうと思ったり分析的に読もうと思ったりする場合に有用なのはもちろん、より広く日常の中でもこの本で出て来るような仕分けを当てはめられるところがいろいろとあるのではないかと感じた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
物語
- 感想投稿日 : 2011年12月19日
- 読了日 : 2011年12月19日
- 本棚登録日 : 2011年12月19日
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