アマゾンレビューで皆さんが書かれている通り、部下の心を考える、良い本だと思う。中間管理職とは通常、部下のうち優秀な人が昇格するものだから、自分が上司になれば能力と経験に劣る部下の対処に悩むことになる。そんな方にお薦め・・・というのは私も同意見。
ただ、あまりに評価の高いレビューが揃っている時には厳しい意見も必要だろう。悩める人がラクになる、に主眼が置かれすぎていて、ちょっと内容が薄くなってないか?読み進むうちに溜まるフラストレーションは何なんだろう?
向き合う、傾聴する、部下の立場になって考える、感情的な対決を避ける・・・優秀な人ほど忘れがちなポイントだけど、マネジメントのソフト面だけでなく、優しさだけじゃないリーダーシップはどこに行ったのか。私が感じたフラストレーションの正体は、この辺にあったのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネススキル
- 感想投稿日 : 2011年3月13日
- 読了日 : 2011年3月6日
- 本棚登録日 : 2011年3月6日
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