本で床が抜けるのかという心配から始まり、実際に床が抜けた人の話や、抜けかけた人への取材。それで終わるのかと思ったら、地震対策、本をたくさん持っていた方が亡くなった後の蔵書の話、自炊(電子化)の話など、部屋に本が大量にあることにまつわる話が取材ベースで展開される。取材ベースというところに引き込まれた。大学の時に大阪の千林商店街で薬屋の2階の床が抜けた話もしっかり書かれていた。
それにしても、この本を読むと自分の部屋の床も心配になってきて、傾いているような気がしてきた。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月6日
- 読了日 : 2024年2月5日
- 本棚登録日 : 2024年2月5日
みんなの感想をみる