やはり好きだった、スティーヴン・ミルハウザー。表題作の「夜の姉妹団」夜毎少女たちの集団が家を抜け出し何かしているらしい、でも何をしているかはわからず、様々な憶測が愚かな大人たちの間でされるが、少女たちは決して何がおこなわれているかを語ろうとはしない。柴田元幸が雑誌で連載していた翻訳を出版。三度に一度は本邦初訳の作家をという通り、ミルハウザー以外は今まで読んだことのない作家であった。全体的に不可思議な話しが多かったが短いので読み易い。一人一人の長編だと辛いかもしらないが。スチュアート・ダイベックの「僕たちはしなかった」面白い。
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- 感想投稿日 : 2016年4月29日
- 読了日 : 2015年7月13日
- 本棚登録日 : 2016年4月29日
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