分析視点が興味深い本。
上質さと手軽さという分析視点を提示し、それを基軸に事象を解析するところがおもしろい。
ただ、悪例のようにならないようにするための具体的な方法は述べられておらず、あと一歩踏み込んでほしいところ。また、本書では、縦軸に上質さを、横軸に手軽さをとるグラフを用いて説明されているが、なんとなくしっくりこない。象限を用いるなどの方がしっくりきそう。
ともあれ、ビジネスにおいて起こったことに対するのみならず、自分が行動するときの分析視点としては参考になろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年3月21日
- 読了日 : 2012年3月14日
- 本棚登録日 : 2012年3月14日
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