素朴で平等な社会のために -ウィリアム・モリスが語る 労働・芸術・社会・自然-

  • せせらぎ出版 (2019年11月16日発売)
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メモとりつつも2時間で読了。ウィリアムモリスってあのウイリアムモリスなんだけど、人生の後半は社会主義に傾倒してたんだってさ。内容よく読むと、おそらくその頃のイギリスって資本主義待ったなしで加速していた頃だから、その流れに抗う考えが強くなるのは何となくわかる気もする。
ウイリアムモリス自身は自分のことを芸術家というよりも職人だと捉えていて、本文には同じように職人として小美術(装飾)をやっている人たちに語りかける内容が多かった。「装飾芸術とは、人間労働をおいしくするための甘露である。」

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年2月5日
読了日 : 2020年2月5日
本棚登録日 : 2020年2月5日

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