教員を辞めて家業のパン屋を継ぐために、小4の息子と実家へ戻ってきた黒羽三吾。そこで万引きをした少女・一条茉由利が学校の宿題で困っている事を知り、無料塾を提案するが…
ほのぼのしている様でかなりビターなストーリーでした。
かつての教え子を救えなかった贖罪、そして教師と言う職業の疑問。奥さんと別れた経緯にはあまり触れていませんでしたが、子供が父親についてきたのがちょっと意外でした。そこら辺もう少し掘り下げて知りたかったです。
教師を辞めたからこそ見えてきた「学ぶこと」が、とても考えさせられました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
読み終わった本
- 感想投稿日 : 2023年8月1日
- 読了日 : 2023年8月1日
- 本棚登録日 : 2023年5月6日
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