ルビイ 女性秘匿捜査官・原麻希 (宝島社文庫)

著者 :
  • 宝島社 (2013年7月4日発売)
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本棚登録 : 255
感想 : 26
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麻希の娘・菜月がリクルーターの娘・結芽と交流を持っているのではないかと疑念を持つ。それをら確かめるべく、結芽の通う私立小学校へ向かうが、どこか様子がおかしく…

今まで麻希主体で読み進めていたので、達也の薄情さが何となく鼻についていましたが、達也視点で見てみると本当に麻希の弱さが浮き彫りになり、リクルーターにつけ込まれても仕方ない気がしました。刑事としては優秀な麻希ですが、家族がバラバラで菜月が両親を嫌うのも無理ない気がしました。

本当に気が抜けない展開でハラハラしっぱなしでしたが、何とか終結したのかな?
プロローグが随分事件時から経っているので、その過程は判りませんが逮捕して気持ちを切り替えたんでしょうね。原一家も何とか持ち直した様で安心しました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読み終わった本
感想投稿日 : 2023年6月22日
読了日 : 2023年6月22日
本棚登録日 : 2022年9月28日

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