Hikariの読書記録
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珈琲屋の人々 (双葉文庫)
- 池永陽
- 双葉社 / 2012年10月11日発売
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★2014年7月3日
BSプレミアムでドラマ化。その新聞評がとてもよかったので、録画だけしておいた。だいぶ経ってからそういえばと見てみれば、これが秀逸のドラマだった。何度も見直し、原作は?と読んでみたが、順番のせいもあるのだろうが、先に見たドラマの方が圧倒的にセンス良くできていると感じる。まぁ、長い時間をかけて、ゆっくりと立ち直っていく人々を描くのがねらいだったのなら、成功しているのかもしれないけれど。ドラマの脚本に比べ、原作は、なにかと言い訳がましい人々の集まりのようにしか感じられなかった。人間関係の設定も、脚本の方がリアリティがあった。珍しいことだと思う。
2014年7月3日