昔は読まなかった、あるいは読んでも「?」としか思わなかったであろう類の作品。
大学4年間で、中・高の何倍もの経験(それが薄いか濃いかは置いといて)をしたことで、登場人物の心情が理解できる物語的想像力が身に付いたのかな。
時々言動がぶっとんでいて、「え」となることもあったけど、まあなんとなーく読めた。人の脆さというのか、素直さが綺麗事抜きでダイレクトに描かれているなあと。
こういう類の本を読む時、たいてい
(主人公が)どうせこの女の子をすぐ抱くんだろなーとか、なんだかんだで結局身体の関係なるんでしょ、みたいな偏見じみた、冷めた眼鏡をかけてしまう自分がいる。
経験に基づく色眼鏡といえばそうなんだけど、偏見はよくないな、と(笑)
だから、その点ではこの作品は安心しました(笑)
引用部分、すごく共感。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
*book
- 感想投稿日 : 2013年11月6日
- 読了日 : 2013年11月6日
- 本棚登録日 : 2013年11月6日
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