ここに収められた短編「花の名前」を読み返したくて再読。
付き合う女性が変る度に花の名前に詳しくなっていく男の物語なのだが、花の名前詳しくなることと男の人間的成長が重ねられていて、その部分が心に響く。はじめて読んだ時もブロック3止まりだったらが、いまもその程度。花の名前を連れ合いの女性から習うというのは男にとってロマンチックで美しい物語かもしれない。
日本語の乱れについてかかれた表題作。10年経ったがそれほどこの時点から言葉が乱れたとは思わない。メールなど文章でのコミュニケーションが多くなった事が、乱れるのを防いでいるのかもしれない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年11月20日
- 読了日 : 2013年5月3日
- 本棚登録日 : 2018年11月20日
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