武士道 (岩波文庫 青118-1)

制作 : 矢内原忠雄訳 
  • 岩波書店 (1938年10月15日発売)
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本棚登録 : 3617
感想 : 319
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武士道を体系的に解説している。だいたい儒教の解説。現代でも大和魂・侍魂などと称されるものがこの武士道精神だと思う。
将来的に物質面での成功を求める功利主義と道徳はキリスト精神のみ生き残ると予想している。実際功利主義は完全に現代社会の大前提の思想となっている。キリスト教は力を徐々に失い無神論者が増えている。現代の道徳を担っているのはどこなのか自分は知らない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・古典
感想投稿日 : 2023年7月12日
読了日 : 2023年7月10日
本棚登録日 : 2020年2月8日

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