毒が変えた天平時代:藤原氏とかぐや姫の謎

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  • 原書房 (2021年4月17日発売)
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感想 : 7
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 遣唐使が唐からもたらした文物の中に、「毒薬」があり正倉院に収められていた。女性天皇が多く即位した天平時代は、文化が花開くと共に同時に藤原氏と皇位をめぐる政争、乱が相次いだ時代でもある。

 そんな時代に「毒物」が相当量「消費」された。著者の見立ててでは、暗殺あるいは処刑に使われたのだと。そして、この時代に書かれたと思われる「竹取物語」の作者を推察する。

 正直ちょっと読みづらい。毒については説明口調が目立つ。「竹取物語」の作者については、著者の希望的推測とも言うべきもので、決め手となる根拠は示されていない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文学・その他一般
感想投稿日 : 2021年7月13日
読了日 : 2021年7月13日
本棚登録日 : 2021年7月13日

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