恐怖短編集。
まぁ、<わからない>ということが最大の恐怖であるのは確かなんだろう。
だから、人は<知る>ことを求めずにいられない。
が、その求めることが次の恐怖につながっていく。
恩田陸の「あまりりす」と織守きょうやの「とわの家の女」が、秀逸だった。
二つとも、むしろ古典的な話なのだけど、だからこそ怖いポイントを確実についてくる。
にしてもこのアンソロジーのタイトルが、一番いいよね。
うん。
見るなといわれたのに、見てしまう、っていうのはホラーの基本だよね。
読書状況:読み終わった
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邦人作者名 あ~お
- 感想投稿日 : 2018年12月29日
- 読了日 : 2018年12月29日
- 本棚登録日 : 2018年12月29日
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