明け方の猫 (中公文庫 ほ 12-8)

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年2月1日発売)
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本棚登録 : 168
感想 : 9

 夢の中で猫になった、って話。
 ストーリを書けっていうと、それで終わってしまうんだが、なんつーか、すごく不思議な話だった。同時収録されてる「揺籃」も、すごい不思議な話。実験的っちゃ、そうなんだろうけど…。
 好き嫌いが、すごく別れるんだろうな。
 で、私的には……猫が好きってだけで甘くなってる部分はあると思う。が、あんまり…(苦笑)
 とはいえ、もう二度とこの作者のは読まないぞぉっていうより、むしろ「実験的ではない」ものが読んでみたい気になっているので、それ程嫌いだったんじゃないんだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 は~ほ
感想投稿日 : 2009年11月23日
読了日 : 2005年3月23日
本棚登録日 : 2005年3月23日

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