大手結婚紹介所で、引き合わせたカップルが立て続けにトラブルがおきる。それは、その紹介所で導入していた相性診断、GP(グラフィック・フェロモン)理論に起因しているのではないかと思われた。
北川氏なので、相変わらず謎が謎を呼びます。
主観も、小説家とGPの研究所で働く女性と、変わっていくけど、二人は物語の核心となる部分を全く知らなかったりで、煙にまかれるとはこのことかと思う展開。
ちょっと、登場人物が多すぎたのが難なのかなぁ。
物語の後半になっても、はじめて出てくる名前が…っていうのはちょっといかがなものかと思った。このままでいくと、最後の2Pぐらいで突然見知らぬ人間が出てきて、自分が犯人です、って言い出しかねないとぐらい思っていた。
ともあれ、消化不足がいなめない作品でした。
研究所の女の子にちょっと好感を持っている小説家と、全く眼中にない女の子の見方がの違いは、興味深かったですww
読書状況:読み終わった
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邦人作者名 か~こ
- 感想投稿日 : 2010年6月23日
- 読了日 : 2010年6月23日
- 本棚登録日 : 2009年2月23日
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