是-ZE- (4) (ディアプラス・コミックス)

著者 :
  • 新書館 (2006年10月30日発売)
4.12
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感想 : 36

 主人公が家政夫として部屋を借りた家は、言霊をあやつり「紙様」という人間そっくりの存在を使い傷をいやす一族が住んでいた。

 こーかくとかなりSFっぽいけど、むしろ「自我」とか「存在理由」とかを問う話、かもww
 つか、中村春菊の「ハイブリットチャイルド」思い出しちゃったよ。

 でもって、これも話の展開とともに軸となるカップルが変わります。でもってエロいですわ。なんせ傷を治すのは、粘膜の接触なんだもの。しかも、言霊使いと紙様は同性なんすよ。エロいww

 主人公は、両親をなくして祖母に育てられてたんだけど、その祖母も亡くなってるんだよね。でもって、時々回想がはいって…。これがきます。ばあちゃんものには弱いのよ。

 と、この「紙様」を作ってる男がなぞなのだ。
 はい、例によってひかれるのがこーいう部位にいるキャラだ。綾辻行人の館シリーズの建築家みたいな感じがいいの。

 ってことで、これからの展開に期待っす。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 邦人作者名 さ~そ
感想投稿日 : 2010年6月23日
読了日 : 2010年6月23日
本棚登録日 : 2009年1月23日

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