エルリック兄弟は、相変わらず北にいます。
そのころ、マスタングたちはセントラルで情報収集にあたり…。
そして、明かされるホムンクロスの過去。
表紙で「これ誰???」だったんだけど、読んで「おおおおおおおお」って感じでした。
そうか、だから○○と△△は、◆◆なのか…<をい
それにしても、人にとって禁忌とは何なのだろう。
鋼の錬金術師の世界にとって、禁忌は、人体練成でそれはぶっちゃけ「不老不死を求めること」に集約されるんじゃないかと思う。
禁忌であることがわかっているのに、それを求めずにいられない人の業。
この物語は、その業を超えられた世界を見せるつもりなのだろうか、それともどうやってもそれからは逃げられないという、そんなものを見せるつもりなのだろうか。
と、なんかネガティブに思案してしまう19巻なのであった。
でも、エドの瞳はいつだって真直ぐ前を見すえている。
きっと、この世界の中で彼の視線が一番の救い。
読書状況:読み終わった
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邦人作者名 あ~お
- 感想投稿日 : 2010年6月17日
- 読了日 : 2010年6月17日
- 本棚登録日 : 2008年4月17日
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