二人を殺害し無期懲役で服役中の著者が自己の犯罪を分析すると共に所内で出会った殺人者を観察、分析。殺人者については堅気と所謂ヤクザを区分して書いているがこのセグメンテーションが理解を容易にしているようにこの著者の頭脳明晰ぶりが強烈な印象でまるでジャーナリストによるルポのようなこの本は、通常では取材できない社会の一部を切り取った貴重な資料である。
読書状況:読み終わった
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本・雑誌
- 感想投稿日 : 2018年10月9日
- 読了日 : 2012年10月6日
- 本棚登録日 : 2018年10月9日
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