私が物流に関わったのは大学入学前のトラックの助手である。その後、社会人になり関わったのは生産管理システムから物流システムに製品倉庫への入庫データを連携するときに物流会社の担当者と関わるぐらいで自分にとって遠い存在だった。そんな私でも理解できるよう、現段階の物流業務が置かれている状況をわかりやすく説明してくれる本で、まさにタイトルどおりの一冊だった。一部、売上に関しては筆者の勘違いもあるようだが、それを差引いても物流というものがどういうもので、どうして行かなければならないかがよくわかった。
結局物流業務は、物流を専門としている会社以外は競争力となりえない。物流コストを下げることが物流管理の本質なのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
業務知識
- 感想投稿日 : 2010年12月9日
- 読了日 : 2010年12月15日
- 本棚登録日 : 2010年12月9日
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